団地キッチンご馳走だより

年季の入った団地のキッチンから出来上がるおいしいものの記録

丸ごとイナダを食べ尽くす晩酌メニュー

先日新しくできたスーパーへ探検にいきました。さすが天下のイオン、試食はあちこちで繰り広げられているし、ディスプレイはきれいだし、品ぞろえも凄い!

ほかのフロアには目もくれず食品フロアを周回してしまいました。

美しいディスプレイの鮮魚コーナーでピチピチの魚たちをなめまわすように見た後、大好きなさんまを購入しようとしたところ、立派なイナダがこっちを見ているではありませんか。

 

「さんまもいいけど私も美味しいよ…」とイナダの声が聞こえました。

「でもあなた高そうだし、丸ごとだし…」と心の中で返事をし、一応値札を見てみると…

 

なんと398円。安っ!

 

ということでこの日は大本命のさんまを抑え、イナダが優勝、購入決定です。

 

f:id:konpix:20181015160017j:plain

もちろん鮮魚コーナーの方に頼めばおろしてもらえるのですが、私は魚を捌ける人にすごく憧れを持っています。

小学生のころからイカをさばき、イワシを手開きにし、今年はさんまを何匹も刺身にしてきた今の私ならきっとできるに違いない!という謎の自信。自分で捌く練習をすることにしました。

 

何本か動画を視聴し、イメトレを十分に行ってから取り掛かります。youtubeステキ。

 

まずは流水でよく洗って、ぬめりをとります。

エラのカーブに沿ってあごの下まで包丁を入れます。エラとあごの繋がっているところを切るんですね。あごの下の繊維?が切れたら頭がパカパカとはずれそうになり、内臓が見えました。内臓を傷つけないようにおしりまで切れ目をいれ、内臓をつかんで引っ張り出します。

これがなかなかのスプラッタ映像でおののきました。ひええええ!

しかし、これが命をいただくってことだよなあ、と、改めて実感しました。大切にいただこうと思います。

血合いが多いのでスプーンで掻き出し、お腹の中をよく洗います。

水気をしっかりふきとったら、胸ひれと腹ひれの外側を斜めに切り、頭を落とします。

 

f:id:konpix:20181015160404j:plain

頭は別に取っておいて兜焼きにします。身は三枚におろします。

三枚おろしで少し失敗して骨に身が残ってしまいましたが、骨はあら汁にするので良しとしましょう。

f:id:konpix:20181015160420j:plain

 

腹骨をそぎ、皮をはぎます。f:id:konpix:20181015160550j:plain

 

要領はさんまとほぼ一緒ですが、皮をはぐのは結構力が要りました。銀色の部分をもう少し残したかったなあ。反省。

f:id:konpix:20181015160453j:plain

 

中央に小骨の筋があるので、両脇に包丁を入れて取り除けばサクになります。

f:id:konpix:20181015160633j:plain

 

これを刺身に切って盛り付けて完成です。

盲点だったのが私に刺身を盛る技術が全然ないこと。

行き当たりばったりで盛り付けたので謎の配置に…

さらにベランダで咲き乱れていたシソがとうとう枯れ果てたため、刺身のつまもありません。最近購入したまだか弱い山椒の木から少々葉っぱを拝借してしのぐことにしました。

f:id:konpix:20181015160950j:plain

パッと見いい感じに見える…かな???

次回は盛り付けまでイメトレしてから魚に挑むことにします。

 

 

娘を寝かしつけている間に夫がイカの塩辛を作り、あら汁を作り、兜焼きの準備をしてくれました。できる夫。私捌いただけ。

 

f:id:konpix:20181015161031j:plain

 

夫おすすめの日本酒もセットし、イナダづくしの晩酌メニューの出来上がり!

f:id:konpix:20181015161125j:plain

刺身と塩辛をつまみながらまず乾杯。

南部美人という岩手のお酒だそうです。甘いけどすっきりしていて、日本酒初心者の私も楽しめました。

刺身はもちろんおいしいですが、兜焼きが絶品!トロッとした目の周りの肉と、しまったあごの肉のおいしさが一度に味わえます。夫いわく、しっかりと皮が焦げるくらいまで約ことで、臭みがないおいしい兜焼きに仕上がるとのこと。

f:id:konpix:20181015161209j:plain

 〆に野菜たっぷりのあら汁とご飯です。骨からうまみが染み出たアツアツあら汁は肌寒い夜にぴったり。とってもおいしかったです。

 

 

実は私はほとんどお酒を飲めないのですが、おいしいおつまみとお酒を用意するのは最高に楽しいなと思いました。

しかし、今回調理したのはほとんど夫でした。無類の魚好き&居酒屋でバイト経験ありの彼。予想以上のポテンシャル…

ちょっと悔しい気もしますが、負けないように今後も魚に挑んでいこうと思った秋の夜でした。